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今は恋愛に興味のない人はいないんですね。 ようするに、株や競馬みたいなもので、「どこの会社の株が何円になった」だの、「どの馬が勝った」だの言われても、興味がなければ「それがどうした」と思うでしょう?だけど、株や競馬に興味があれば「K」まで買ってしまうし、夜中にテレビの『K』なんか見てしまう。
それと同じで、たまたま恋愛にはまっている人だけが、恋愛に関する本や雑誌を買っているんだと思う。 そして、恋愛にはまっている人ですら、「愛がすべて」ではない。

それが今の時代の恋愛じゃないかと思うんです。 何でものめりこんでいる人は、その類いの本をすべて買うんです。
ダイエットに関心のある人は、ダイエットの本を全部買います。 恋をしている人は、雑誌の特集のタイトルに恋愛とあれば必ず買いますから。
そう、たしかに恋愛だけに夢中になっている人は、減っているかもしれませんね。 この前、電車に乗っていたとき、若い女の子向けの雑誌の広告を見たんですけれど、見出しに「彼氏のいる子がこんなにいる!」みたいなことが書いてあったんです。
「60何パーセントもの女の子に彼氏がいるなんて驚き」というニュアンスなんですが、私はむしろ「60何パーセントしか彼氏のいる女の子はいない」ことに驚きました。 意外と少ないんだなと思いました。
そうすると、想像しているほど、中高生、大学生くらいの女の子たちは恋愛しているわけじゃない。 以前、電車の中でべったり抱き合ったり、キスしたりするカップルが増えているといわれて、新聞、雑誌、テレビで話題になりました。
そのときは、世の中の若い子がみんな恋愛にはまっているような印象があったけれど、現実にはそんなことはないんですね。 イチャついている同世代の子を見ながら、完全にシラけているコもいる。
植物的な、中性的な、冷めているコもいる。 実際、電車の中でベタベタしているカップルって、あまり見なくなりましたね。

電車に乗っていて目につくのは、女の子どうし、男の子どうし。 最近は街中でもべったりくっついているカップルは、どちらかというと減って、バブルの時期は、みんながみんな恋愛をしたかったんだと思うんです。
つまり、世の中がバブルで浮かれていたときは、誰もが恋人をほしかったんです。

誰もがわかる出会いの極意を紹介しています。